ちょっぴり不登校と笑える同居。

息子の起立生調節障害と義父母と同居など 我が家の日常を語ります

~10 義父~ 病気で人が変わる?

とんでもじいちゃんシリーズです

〜義父は記憶障害を患っています〜

 

夫と結婚した当時、すでに義父は障害をもっていたので私は前の義父の様子や性格を知りません。

 

でも、義母に聞くと…人が変わってしまったように感じることが多いみたいです。

 

•コーヒー嫌いだった→大好きになった

•穏やかな性格だった→怒りっぽくなった

•痩せていた→太った

•動物はあまり好きじゃない→猫大好き

•タバコとビール好き→これは一緒

 

変わらない部分もあるのですが、何より怒りっぽくなったそうです。

 

食べたことを忘れてしまったり、コーヒーを飲んだことを忘れてしまうじいちゃんは

「さっき飲んだよ?」と伝えるだけで

「飲んでねえよ!くれよ!」と怒ってしまったり。

 

熱が出てしまった時にコロナの検査をしなきゃいけない状態で

「いってえな!お前誰だよ!」

(いやいや、いつも来てる先生だよ・・・)

訪問介護をしてくれている看護師や医者にまで怒りだしてしまう始末です。

 

からしたら毎回、衝撃映像です。

大の大人が怒鳴り散らしている姿なんて・・・

でも、看護師さんも義母も慣れているのでしょう

「はいはい、〇〇さん、大丈夫だから」とか「まーた言ってるわ」

とほぼ流しています。

何でも経験・慣れなのかもしれませんね。

 

 

そして病気が人を変えてしまうというのは、本当のようです。

今まで普通に行っていたことが出来なくなってしまったり。

自分は普通に返答しているつもりでも、変な返答したかなと自分がおかしいのかと感じたり。

何かを忘れているようで思い出せないもどかしさだったり。

 

そこからどんどん自分に自信がなくなって、やる気も起きなくて・・・

優しく穏やかだった性格は、きつく怒りっぽい性格になってしまうのでしょう。

 

 

家族が病気になってしまったり、落ち込んでしまった時は

・少しでも家の周りを歩くことから始めてみたり。

・おいしいもの目当てに連れ出したり。

・動物に癒されてみたり。

・花を植えて育ててみたり。

こんなことから始めてみると良いと思います。

少しでも気持ちが明るくなります。

もちろん、はれ物に触るように接するのではなく今まで通りの接し方でいいのです。

 

 

それでも「昔はこんな人じゃなかったのになー」なんで今は・・・と嘆いてしまう人も多いと思います。

でもそれは、本人のせいでもないし周りの家族のせいでもない。

病気がさせてしまったことだから。

誰のせいでもないのだから、今できる事を頑張っている家族がすごいと褒めてあげてほしいです。もちろん自分自身も。

 

私もたまに、変な人のように自分に言い聞かせてます。(声に出しながら)

恥ずかしいですがここでも言っておこうと思います。

 

「えらい!自分よくがんばった!」

 

言ってみると案外スッキリしますよ。

 

そして、なんか落ち込んだ時、元気が欲しいときは松岡修造さん「大丈夫!キミならできる!」と言ってることを思い出します。

不思議と元気をくれる人のパワーってすごいですよね。