中学2年になり漢方を飲み始めた息子は、以前よりも体調が良くなった。
ちょうどコロナも落ち着いてきたこともあり、部活や小学校の友達と出かけることも増えてきた。
息子は勉強が苦手ではないが、忘れ物が激しいことが難点。
でも健康だったら、生きてさえいれば充分と思っていたので、親として友達と出掛ける息子を見れて本当に嬉しい。
そんな息子が今度は初めて友達と電車に乗って出かけるというのだ。
息子１「お母さん。今度、部活の友達と買い物に行きたいから駅まで乗せていってほしいんだけど。」
私「おお！いいよ！もちろん！！でも、何買うの？」
息子１「部活のラケットのラバーを張り替えに行きたいんだよね。その友達がいつも張り替えてる場所に行ってみようと思って。」
※息子は中学に入って卓球をやり始めました。
私「なるほど、わかった。じゃあ2人で行くのね。電車大丈夫？」
息子１「友達だけで電車乗るのは2人とも初めてだけど、まぁどうにかなるっしょ。」
中学2年生って電車初めてなものなのかな・・・
コロナ渦で生きてきた子ども達だから色々と経験不足なのか。
何はともあれ、友だちと出掛けるだけでウキウキの息子。
微笑ましい。
～そして当日・・・～
私「準備できた？」
息子１「うん。大丈夫。」
私「PASUMOと財布と飲み物と上着とマスク持ってるよね？」※心配
息子１「もう準備Ｏｋだから！行こう！」
近所で友達を拾って、駅まで送ると・・
お友達「ありがとうございました！」
私「いいえー。気を付けて行ってきてね。帰りは連絡してねー」
送り出したときに違和感を感じた。
お友達のリュック大きいな。
それに比べて身軽な息子・・・
あ！まさか・・・
そう。忘れ物が激しい息子。
ラケットのラバーの張替えに行ったのに、まさかラケットを忘れるわけないよな。
車をいったん停車してＬＩＮＥですぐに連絡。
私『きみ。まさか。ラケット持ってないとか言わないよね？』
すぐに返信がきて。
息子１『あ。忘れてた』
ほら！やっぱり！！
サザエさん状態じゃん。買い物行って財布忘れてるみたいじゃん！
～夕方車でお迎え・・・～
私「おかえりー。君は何しに行ったんですか。」
息子１「ただいま。電車乗ることと、ラバー見ることと、親子丼食べる事で頭がいっぱいだった。」
私「親子丼！？」
息子1「それが一番の楽しみだったから。」
いやー。そうだけど、一番の目的忘れすぎでしょ・・・
でも、この子にとって一番の目的は親子丼だったのか。
忘れ物が激しいことは十分わかってたつもりで、何が足りないか声かけてたけど。
すべての荷物まで確認しなきゃいけないのかな。
中学2年生でもまだまだまだ子供だな。
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