とんでもじいちゃんシリーズです。
同居の日々で、色々ありましたが…中でも衝撃的で笑えた事をご紹介しています。
行方不明になったじいちゃん
〜義父は記憶障害を患っています〜
じいちゃんの誕生日を祝ってあげようと
何にしようか考えていました。
今まではステテコをあげたり、パンツをあげたり
リクライニング式の高さがある座れる椅子をプレゼントしたり。
椅子は割と気に入ってくれたようで義母もよく座っています。
（お年寄りには地べたに座るより、椅子に座る方が楽で立ったりしやすいです。）
そして今回は…
外食に決定しました！
以前行ったことがある、トンカツ屋さん。
出来立てが出てきてボリューミーで美味しかったので喜ぶかなと思いまして。
ちょっと不安だったのは、あんまり歯がないけど食べれるかな？という点くらい。
義母「まぁ、食べれるでしょう」
というので連れて行きました。
車で移動して…
夫「着いたよー！車バックするから」
と先に義父母は降りてから車を停車。
そらからゾロゾロとみんな車から降り
次男がまだ赤ちゃんだったので、ちょっとベビーカーおろしたり、チャイルドシートから子供をおろしたり。
時間が少しかかりましたが。
さぁ行こう！
…あれ？
私「お義母さん、じいちゃんは？」
義母「…え？あれ？今いたんだけど」
夫「なんで？一緒に降りたよね？！」
義母「いると思って…」
はい。迷子です。
いや、迷い人ですかね。
どこいったんだろ？！
夫「お店の中かな？行ってくる」
義母「周り見てくる！」
……捜索中…
私「どうだった？いた？」
夫「トンカツ屋の中いなかった。」
義母「周り見たんだけど、いないわね…」
さすがに、やばいか…
と思っていた時。
義母「あ！もしかして！」
何やら思いついたように歩いていく義母。
義母「こっちは？」
指さしたのはすぐ隣の鰻屋さん。
夫と覗くと…
…いた！…って1人でカウンター座ってるし！
しかも注文してんじゃん！！
ちょっっっと待ったー！！！
義父「なんだよ！いいじゃんか！」
夫「いやいや、今日はこっちじゃない！店員さんすみませんでしたー！」
なんとか出てこれました。
トンカツ食べに行くよって伝えたけど・・・
食べに行くことは覚えてて、トンカツだっていうのは忘れちゃってたのね。
じいちゃんからしたら、ただ車から降りて
ご飯食べにお店の中に入っただけなんだろうけど。
周りの家族からしたら、大騒ぎだから！
まぁ、見つかってよかった。（食べる前に）
確かに鰻屋さんいい匂いするもんね。
おいしいし、たまには食べたいね。
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